住宅購入を検討する際、建売住宅・中古住宅・注文住宅、どれを選ぶか迷いますよね。それぞれの住宅スタイルには長所と短所があり、住む人のライフスタイルや予算ごとに最適な選択肢は異なるもの。今回は、長岡市で住宅購入を検討されている方に役立つ、建売住宅・中古住宅・注文住宅の特徴・価格相場・選び方をご紹介します。

目次

1. 建売住宅・中古住宅・注文住宅の違いは？
2. 長岡市の建売住宅・中古住宅・注文住宅の価格相場は？
3. 長岡市で家を選ぶ時のポイント
4. まとめ｜長岡市で建売住宅・中古住宅のご相談は一代工務店へ

1.建売住宅・中古住宅・注文住宅の違いは？

自分にぴったりな住宅スタイルを見つけるため、まずは建売住宅・中古住宅・注文住宅の特徴とメリット・デメリットを見てみましょう。

建売住宅・中古住宅・注文住宅の特徴

【建売住宅】

「建売住宅」とは、土地と建物のセットで販売される住宅のことです。建物が完成してから、もしくは完成間近の状態で販売される新築住宅です。
建売住宅については、こちらの記事でも詳細を解説しています。
お役立ちコラム「建売住宅とは｜注文住宅・分譲住宅との違いやメリット・デメリットを解説」

【中古住宅】

「中古住宅」とは、過去に人が住んでいたことのある住宅のことです。不動産仲介会社を通して取引されるのが一般的で、購入する際には仲介手数料が必要となるケースが多いです。

【注文住宅】

「注文住宅」とは、購入した土地に対して、自身で決めた間取りや設備、外観デザインを自由にオーダーメイドできる住宅のことです。

建売住宅・中古住宅・注文住宅のメリットとデメリット

【建売住宅のメリット・デメリット】

・建売住宅のメリット①「購入前に実際の家を見ることができる」
建売住宅は、購入前に実際の家を見学できる点が大きなメリットです。完成済みの物件を購入するため、自身のイメージと完成物件の相違が少なくなります。これにより、期待通りの住宅を手に入れやすくなります。

・建売住宅のメリット②「注文住宅よりリーズナブルな価格で購入できる」
建売住宅を販売する会社は、まとめて複数棟の家を建てます。そのため、同じ規格の建材を安く大量に仕入れることと人件費を安く抑えることができ、注文住宅に比べて、建物にかかるコストをリーズナブルに収めることが可能です。

・建売住宅のデメリット①「間取りや設備などを自由に選びにくい」
ほとんどの建売住宅は、完成済みの建物を販売しているので、間取りや設備を自由に変えることはできません。未完成の状態で販売されている場合や、オプションで間取り変更できる場合もありますが、対応可能な範囲には限りがあります。

・建売住宅のデメリット②「家の外観で個性を出しにくい」
建売住宅の一般的なデメリットとしては、外観において個性を出しにくい点が挙げられます。同じ分譲地内で似た規格やデザインで建てられることが多いため、近隣の家と外観が似てしまう傾向にあります。しかし、近年ではデザイン性に着目した建売住宅も登場しており、選択肢は広がっています。物件見学時には、間取りだけでなく外観も重視することが大切です。

【中古住宅のメリット・デメリット】

・中古住宅のメリット①「新築の住宅に比べて価格が安い」
戸建住宅は、一般的に築年数が経過すると資産価値が減ると言われています。同じエリアに建つ新築戸建住宅よりも価格が安くなる傾向があるので、予算を抑えたい方にはおすすめです。

・中古住宅のメリット②「希望のエリアを選びやすい」
物件を選ぶ際、選択肢を新築戸建住宅だけに絞ると、エリアが限定されたり希望の学区を選べないことがあります。中古住宅も候補に入れると対象の物件数が増えるため、希望のエリアに住める確率も高まります。

・中古住宅のデメリット①「新築戸建よりも早期の修繕が必要になることも」
中古住宅は過去に人が住んでいたこともあり、新築戸建に比べると老朽化が進みがちです。住宅購入と同時に修繕が必要になる場合もあるので、事前に建物の状態確認と資金計画を立てておきましょう。

・中古住宅のデメリット②「住宅ローンの審査が厳しいことも」
住宅ローンは住宅を担保にお金を借りる仕組みであり、物件に担保としての資産価値があることが前提条件となります。中古住宅は建物自体の資産価値が減少しているため、住宅ローンを組みづらい場合があります。

【注文住宅のメリット・デメリット】

・注文住宅のメリット①「自由度の高い住宅を作ることができる」
注文住宅のメリットは、自由度の高さ。個性的な外観や使い勝手のいい間取りにこだわることができますし、逆にこだわりが薄う不要なものはカットすることもできます。

・注文住宅のメリット②「建築過程を確認できて安心」
注文住宅の場合、設計段階はもちろん、建物が作られていくプロセスを実際に見ることが可能です。現場で確認することで、欠陥住宅や手抜き工事などの不安も軽減できます。

・注文住宅のデメリット①「建売・中古住宅に比べると多くのコストがかかる」
注文住宅は素材や間取り、デザインなどを自由に選べることがメリットですが、その反面、こだわりや希望が膨らみすぎて、結果的に予算オーバーしてしまうことも。追加工事や工期の延長に注意して、優先順位をしっかりつけることが大切です。

・注文住宅のデメリット②「購入から入居までの期間が長くなる」
建売住宅の場合、打ち合わせから約1ヶ月ほどで入居が可能と言われています。一方で、注文住宅は約7ヶ月〜1年ほど。必要な期間と工程をしっかり把握して、早めに購入計画をスタートさせましょう。

2.長岡市の建売住宅・中古住宅・注文住宅の価格相場は？

建売住宅・中古住宅・注文住宅の特徴とメリット・デメリットを見てきましたが、ここからは住まい探しの時に特に気になる、長岡市の価格相場を紹介します。

長岡市の建売住宅・中古住宅の価格相場は？

新潟県長岡市は、越後三大花火大会で有名な地域で、全国から多くの観光客が訪れます。JR長岡駅から東京駅までも新幹線で約90分とアクセスもよく、U・Iターン希望者やファミリー層にも人気のエリアです。

そんな長岡市の新築注文住宅の価格相場は、2,850万円前後（土地購入なし・建坪40坪で算定）。これは新潟県内主要市町村の中でも、新潟市の3,040万円前後（同条件で算出）に次ぐ価格です。土地の価格相場は都市部で1,000万円程度～、安いエリアで400万程度～と言われています。エリアにもよりますが、注文住宅の場合は、上記金額に土地代を加算することを考慮して、3,850〜4,250万円程の予算が必要になるでしょう。
一方、土地代を含む建売住宅の価格相場は2,791万円前後、中古住宅の価格相場は1,402万円前後と言われています。

建売住宅と注文住宅の価格相場の差は約1,000万円〜

長岡市の建売住宅と注文住宅では、エリアによるものの1,000万円以上の価格相場の差があるようです。これは建売住宅のメリットでも述べたように、資材調達や手続きにかかるコストの削減が大きな要因です。

3.長岡市で家を選ぶ時のポイント

長岡市の住宅価格相場を把握した上で、長岡市で家を選ぶときに抑えておきたいポイントを確認しましょう。

主な交通手段は車！駐車スペースをしっかり確保

長岡市では自家用車の平均所有台数が1世帯あたり2.2台と言われており、住民の多くは日常的な買い物や通勤に車を利用しています。そのため、住宅面積を検討する際は、駐車スペースもしっかり確保しておきましょう。
また、新潟は晴天の日が少なかったり、湿度が高い日が多かったりするので、洗濯物を室内干しできるような場所があると生活の利便性がさらに上がります。家の中と外両方にスペース確保に備えましょう。

冬の積雪に耐える設備も必要

新潟県の中でも特に冬の積雪量の多さで有名な長岡市。特に山間地や日本海エリアは豪雪地帯と言われており、雪への対策は必要です。例えば、住宅のつくりに関しては、雪の重さに耐えられる許容量を考慮した構造にすることや、雪を落とす方向やスペースを考慮した設計にする必要があります。駐車場も、雪から車を守るインナーガレージ（家の中に車を駐車できるスペースを確保したもの）を検討するとよいでしょう。

費用を抑えつつ実際の物件を見て決めるなら建売住宅がおすすめ

長岡市で理想の家を選ぶ際に重要なのは、駐車スペースの確保と積雪に強い設備ということがわかりました。建売住宅なら、実際の物件を見学できるうえ、設備の予算もしっかり確保できます。予算内で安定したクオリティーの住宅を手に入れるなら、建売住宅がおすすめです。

まとめ｜長岡市で建売住宅・中古住宅のご相談は一代工務店へ

今回は、長岡市での建売住宅・中古住宅・注文住宅を購入する場合の、特徴・価格相場・選び方をご紹介しました。建売住宅は土地と建物がセットで販売されている住宅で、入居までの手間や時間を節約したい方、できるだけお求めやすい価格帯でマイホームを購入したい方に向いています。
一代工務店は、長岡市で家を選ぶ際の重要なポイントを満たしています。お客様のニーズに合わせた住宅選びをサポートし、最適な住宅をご提供いたします。ぜひ一代工務店へお問い合わせください。

▼一代工務店での物件探しはこちら
https://www.ichidai-k.co.jp/house/
▼物件・土地の相談やお問い合わせはこちら
https://www.ichidai-k.co.jp/contact-house-and-land/